法人(会社)のメリット・デメリット
法人の種類は、営利目的として「株式会社、合同会社、合資会社、合名会社」の4つがあります。
また、その他「一般社団法人」「一般財団法人」もあり、公益性だけでなく、営利活動も行うことができます。その他法人にはNPO(特定非営利活動法人)など様々な法人組織や有限責任事業組合(LLP)もございます。
簡単にですが、一般的な法人のメリット・デメリットを挙げます。是非ご参考にしてください。
法人のメリット
- 社会的に信用が高い。
- 金融機関などからの資金調達・融資が有利。
- 株式会社・合同会社においては責任が有限である。
- 経営者及び家族も社会保険に加入できる。
- 株券発行等により資金が集めやすくなり事業拡大に有利。
- 所得を分散できる面では節税対策になる。
- 適正な額であれば、役員及び従業員に対して退職金が認められている。
- 後継者への株式の譲渡や自社株の贈与等事前に相続対策がしやすくなる。
- 事業の維持、継続性(官庁営業許可等含む)は個人事業に比較して有利である。
- 決算期を自由に選択できる。
法人のデメリット
- 業績の善し悪しに関係なく、通常の法人住民税(均等割)の納税義務がある。
- 設立にあたり、定款作成、公証人による認証・登記申請など時間と費用がかかる。
(但し、専門家を活用することで、1週間~10日間で設立を行うことができます。) - 交際費の損金算入限度額がある。
- 会計処理について厳密性が要求されます。
- 株式会社の場合は、一定期間ごとに役員及び監査役の改選手続きを行なう必要がある。
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