会社設立前に押さえるべきポイント

① ビジョンを持つこと。

 ビジョンは会社の原動力です。会社が社会に向けての宣誓みたいなものです。将来実現したい想いや、どういう社会にしていきたいか、考えるとよいです。

 

② 差別化を意識すること。

 同じようなサービスをしている会社があるとすれば、その会社と「どこが違うのか」を発信する必要があります。お客様はモノやサービスを買うとき、似たビジネスをしている会社と比較・検討しています。自分の会社の強み・特徴を出すことで、お客様から選ばれることになります。

 

③ 資本金はできるだけ準備する。

 「1円起業」と言われるように、今の会社法では資本金1円でも会社設立は可能です。しかしあなたの会社と取引を考えている会社が、1円しか資本金がないとしたら、やはり不安になってしまいますよね。また創業時点では売上を上げるのも簡単ではありません。信用の面から、そして会社を長く続けるためにも、できるだけ資本金の準備をすることをお勧めしています。但し1,000万円以上用意すると、会社設立時点より消費税納税が適用されますので、1,000万円未満に資本金を設定するとよいです。

 

④ 事業計画を立てること。

 「事業計画」を立てずに起業(会社設立)することは、海図を持たずに航海するのと同じことです。起業にはリスクを伴うものです。完全な計画を立てることは無理ですが、想定しうる限り紙に書き出して「計画」を立てましょう。ターゲットとする顧客はどういう方で、どのようにアプローチするのか、ライバル会社を分析し、ライバル会社が行っていない自社の独自性を見つけていきましょう。計画を立てることで、事前にリスク回避する準備を行いましょう。

 

⑤ 起業(会社設立)に責任を持つこと。

 厳しいことを書きますが、単に起業(会社設立)することは、そんなに難しいことではありません。起業した後、どう経営していくのかが問われます。今まで信用のある会社にいた場合、会社の信用力で仕事に繋がっていたかもしれません。しかし起業すると、自分で信用を築いていく必要が出てきます。その意味でも、起業は自己責任の世界なのです。とはいっても、苦しんだ分手応えは人一倍あります。